番号 | a5 |
分野 | 既存構造物の耐震性調査法 |
タイトル | 高感度ジャークセンサによる構造物の損傷検出 |
著者 | 曽根 彰 (京都工芸繊維大学) 増田 新 (京都工芸繊維大学) ○松浦 孝 (京都工芸繊維大学 山田 真 (早稲田大学) 山本 鎮男(早稲田大学) |
概要 | 機械構造物が経年使用されるうちに構成材料の腐敗、クリープ、疲労等によって強度が低下する。この構造物は繰り返し荷重を受けて塑性化し、クラックが生じる。このクラックが拡幅する際に生じる不連続な信号を適切に受信して、それを解析して疲労損傷の程度を把握することができれば、事故を未然に防ぎ、機械・構造物のメンテナンスを適切に施すことができる。これを機械・構造物のヘルスモニタリングと呼んでいる。しかし、一般にこれらの信号は微細であり、ノイズに覆われている。従って、ヘルスモニタリングではノイズに覆われている微細な不連続信号を精度良く検出することが重要である。これを精度良く観測する方法として加速度の時間微分を観測する「ジャーク」センサに着目し、加速度センサやAE(アコースティック・エミッション)センサといった従来のセンサと比較しつつ損傷検出の有用性を検証する。 |
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